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園長塾 最後の特活「お話の作者になろう」

  • 福島
  • 3月25日
  • 読了時間: 2分

今年度も様々な特活に取り組んできましたが、最後はお話作りを題材にしました。小学校2・3年生で「始め・中・終わり」「起承転結」などの文章構成を学習するので、園長塾でも文章構成を学び、オリジナルのお話を作って交流会をしたいと考えました。年長さんの体験のときは、絵を見てどんな状況かを想像し、みんなに話して伝えるということをしましたが、小学生は実際に文章を書くことに挑戦しました。


まず始めに文章(物語)の構成について学習しました。物語はただ適当に起こったことが書かれているわけではありません。「アンパンマン」の話を例にして、どのように話を展開させていけばよいのかを確認しました。

次は題材選び。どんな話にしようか迷っている子がたくさんいましたが、好きな本やアニメなどからヒントをもらいながら決めていきました。

題材が決まった後は、ワークシートを使って大まかな物語の構成を考えていきます。

ここまでできたら、いよいよ画用紙に本番書き。話の構成を意識してほしいので、今回は「始め・中・終わり」「起・承・転・結」の話のまとまりごとに、紙を分けて書くようにしました。そして、紙を画用紙にしたのは、文章を書く面の裏に絵を描けば、紙芝居のような形になるからです。ここまで作るのにとても時間がかかりましたが、みんなよく頑張って作りました。そして、いよいよ発表会です!発表が終わった後は、質問や感想の交流も行いました。

















グループで発表が終わった後はオススメの一人を選んでもらい、選ばれた人はみんなの前で発表してもらいました。










「カメが海の冒険中にサメに食べられそうになるが…」「ある国の王子が敵対している国の王子と魔法で戦った結果…」「山手線に乗っていたら銃を持った集団に襲われ…」「重病を患っているにも関わらず貧乏で治療が受けられない子が、たまたま拾った宝くじで…」「超天才が集まる学校で、主人公が満点を目指して試験を受けるも、どうしても1問分からず大ピンチ…」などなど、もっと紹介したい話が山ほどありますが、私の想像を遥かに超えるおもしろ話がたくさん出来ました。子ども達の想像力には驚かされるばかりです。



こうして、今年度最後の特活が終わりました。園長塾に来てくれているからこそできる、一人ではできない学習をモットーに、子ども達に色々な提案をしてきました。もちろん、上手くいったことばかりではありませんでしたが、特活で学んだことを、今後の小学校生活に少しでも生かしてくれたらと思います。

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