今回の特活は「先生紹介をしよう」です。幼稚園の先生にインタビューをして、紹介文を書くという活動です。これは昨年度にも行っていて、子ども達からとても好評でした。塾のメンバーも幼稚園の先生も入れ替わっているため、また今年もやりたいと思いました。
子ども達にとっては、幼稚園の先生と話ができるということで「やったー!」という声が多くあがりましたが、もちろん、ただのお楽しみでやるわけではありません。
この活動のねらいとしては、
①インタビューをするにあたっての挨拶や礼儀を学び、丁寧な言葉遣いをすること。
②聞いたことをメモすること。
③インタビューした内容をどのようにまとめるか、友達と相談しながら工夫をすること。その際、
小学校で学習する伝聞表現「~(だ)そうです。」という文型を用いること。
が挙げられます。
ひと通り学習内容を確認した後、まずはインタビューでどんなことを聞くのか、質問を考えました。
(年齢と体重は聞かない方がいいよと教えておきました。笑)
質問が完成したところで、いよいよインタビュー当日。知っている先生達がたくさんいるので、わくわくしている子ども達がたくさんいましたが、インタビューの時間が近づくにつれ、「なんか緊張してきた…」とそわそわしている子ども達もいました。しかし、泣いても笑ってもインタビューは1発勝負。さあ、いよいよインタビュー開始です!
園長先生、純子先生をはじめ、コスモの先生やバスの運転手さんまで、お忙しい中たくさんの方々がこの学習活動に協力してくださり、記念撮影までしていただきました。本当にありがたいです。これぞ、チームつくしのですね!
あとはインタビューした内容のまとめです。私からまとめるための方法をいくつか紹介をしていますが、「自分達で工夫してまとめる」というのはとても難しいことです。どのようにまとめたら見やすくなるのか、友達・先輩後輩で相談しながら進めていきました。
「好きな食べ物どこに書こうかなぁ…」「出身地は県の形と特産品の形どっちがいいかなぁ…」「星の形の中に文を書こうと思ったら絵が小さくて入らなかった…」などなど、悩んでいる子ども達がたくさんいました。しかし、上手くいかないことがあっても、子ども達どうしで意見交換をしながら考えて作ることに意味があると思っています。
そして、いよいよ完成です!
区切りはつけずに絵や色がたくさん使われているものから、線できっちり分けてから文を書いているものなど、個性溢れるものになりました。もちろん、作っていく中で失敗はたくさんありましたが、それぞれがよく考え、作り上げられたことが素晴らしかったと思います。インタビューやレイアウトのしかたなど、今後の塾の活動や学校での学習で生かしてくれるといいなと思いました。
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