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園長塾 特活第3弾「動物調べ」

サマーキャンプで行った富士サファリパーク。そこで実際に動物を見たところから始まった特活が「動物調べ」です。小学校の学習の中でも新聞作りなど、自分で調べたことをまとめる活動が行われます。ただ、一人でまとめるということはとても難しいので、グループでの活動としました。最終目標は、まとめたものを幼稚園に掲示し、幼稚園生に読んでもらうことです。さあ、活動スタートです!



まず、自分で調べたいと思った動物について図鑑を使って調べ、その中から書きたいと思ったことをメモしていきます。書くまではいいのですが、難しいのはそこから。なぜなら、写した文をそのまま使っても、幼稚園生は意味が分からないからです。むしろ、小学生ですら意味が分からないこともたくさんあったので、これまでやってきた辞書引きをしたり、学生スタッフの先生から教えてもらったりしながら、なるべく簡単な言葉に変えて進めていきました。次に子ども達が苦戦していたところが「体長○m」「重さ○t」「時速○㎞」などの長さ・重さ・速さの伝え方です。そこで、幼稚園生でも分かるものを例えに出してみることをアドバイスすると、分かりやすい例をみんなで考え、「幼稚園生を○人分合わせたぐらいの長さ」「車○台分ぐらいの重さ」「ロマンスカーと同じぐらいの速さ」など、具体的なイメージのしやすい言葉に変えようと頑張っていました。読み手のことを考えながら文を書くということは難しいですね。














そして、図鑑で調べたことやサマーキャンプでメモしてきたことをどのように分けて書くか、使いたい動物の写真をどのように貼るかなどを考え、レイアウトを決めます。あとは、みんなで役割を分担しながら画用紙に書いていきます。
















様々な苦労をみんなで協力して乗り越え、いよいよ完成です!










まとめ方の例は紹介していましたが、そこから分け方を変えたり、クイズを入れたりするなど、どの班も工夫をして、それぞれのカラーが出るまとめが出来たのかなと思います。

今回の活動について子ども達の話を聞いていると、1年生からは、やはり難しかったという意見が多かったです。しかし、2・3年生については、去年の特活で「植物調べ」の経験をしたことで、『活動の流れとまとめ方のイメージが最初からできていた』『去年他の班のまとめを見て、やってみたいと思ったことを今回のまとめで入れられた』などと話す子もいました。経験を積み重ねていくということは,

とても大切なことだと改めて思いました。

今回の活動で見て、聞いて、書いたことを、これからの小学校の学習場面で、少しでも生かしてくれればと感じました。

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